高齢者・障害者の安全な住環境を考えて

投稿者:全防災

 6月19日から3日間、高知県福祉交流プラザで第8回高知福祉機器展が開催され、我々「防災寺子屋(NPO全防災:四国ブロック)」は動的耐震診断機材を持ち込み、センサーを使い客観的に建物壁面の強側・弱側を調べるデモンストレーションを行いました。


EPSN4995.jpg 高齢化・老々世帯も増えた高知県、その上 要介護者の自立を促す動きから、高齢者の寝室が二階から一階の南側など日当たりは良いが弱側に住まう傾向が多く見られ、そうした位置を寝室に利用する方々を、地震は真っ先に襲うのです。
 現在、自治体が行う木造住宅耐震診断では、シロアリ被害や木部腐敗など見えない部分の確認が行われないまま、改修作業に移行していますが、介護報酬や医療の自己負担率が上がり、生活が困窮する高齢者・障害者の世帯では、そうした建物改修に数百万円と言われるコストを掛ける事は困難です。


a0bda5e1.jpg だったら、家は壊れても下敷きに成らない位置に寝室を移し、その一部屋を補強して命を守る地震対策を行いたい、このことを多くの方々に知って頂く為の今回の啓発でした。
 通常、この高額機材を持ち込んでの精密診断では、データ解析を含む検査費用は7~8万円程度の負担が必要でしたが、企業とNPOの協働で条件付ではありますが半額程度で行う方向を示す事を目標に、広く市民の皆さんに利用頂ける様に動き始めました。
 しかし、年金や福祉手当などが家計の基盤となる世帯に対して、何らかの助成を行うことが可能と成れば、更に市民の安全確保と災害への意識向上が期待出来るのでは無いかと考えます。

*助成の実施を検討する際の対象世帯
1.高齢者世帯で有ること
2.低額の年金や手当などで家計を維持していること
3.最低限での1部屋耐震化を希望すること
4.自己責任を十分に認識できること

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